事件は、現場で起こっている
2014年11月13日
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たなかです。
こたえは、現場にあります。
ちょっと、難しいはなしから入りますが、
とても大切なことです。
「見(けん)の目」には、問題は見えない。
という言葉を知っていますか?
問題は「見の目」ではなく、
「観(かん)の目」でみよ!
見の目とは、見えている状況から判断する
簡単にいうと、氷山の一角で判断すること。
観の目とは、水面下に隠れている全体を、
意識して観ることで、正しい判断をすること。
つまり、はじめに起こる小さな兆候から、
大きな問題を探し出すことです。
世界観、時代観、市場観、経営観、大局観・・・
これらを厳しい「観の目」で見ることで、
シビアな戦略を立てることが出来ます。
そして、三現主義(さんげんしゅぎ)
という言葉があります。
現場を見て、現実を把握し、現状を分析する。
経営者は、現場を直接自分の目で観ることで、
現場に潜在的に存在する、問題を炙りだします。
そうすることで、現場で起こっている、
あるいは、これから起こることについて、
正しい判断を下すことが出来るのです。
そしてそのとき、何よりも大切なのは、
過去の経験・成功体験にとらわれないこと。
過去の強者が、必ずしも明日の強者ではない。
常識だけでは通用しないし、非常識は論外。
三現主義と観の目で超常識を目指しましょう!
こたえは、現場にあります。


