急増!アル中、薬中のように怖い○○依存症
たなかです。
最近、スマホ依存症 という言葉を聞きます。
先日、山形の高校で行ったアンケートでは、
生徒のうち、96%がスマホを所持しており、
75%がスマホ依存症という結果でした。
スマホ依存症 とは、24時間スマホが
気になり、スマホが無いと落ち着かない。
という状態で、症状の特徴としては、
・疲れ目になる。
・猫背になる。
・肩や腕が重くなる。
などがありますが、一番怖いのは、
脳への損傷が、アルコール依存症や
薬物依存症(ドラッグ中毒)に似ている。
ということです。
実際、街を歩くと、スマホを見ながら、
周りを見ずに移動している人を多く見ます。
そして、最近は歩きスマホ中の事故も多発。
自分だけでなく、他人にも大きな迷惑です。
運転中のスマホ操作は、もっと危険です。
絶対にやめましょう。
スマホ依存症のチェック項目としては、
・スマホが無いと、不安になる。
・無意識にタッチパネル(画面)を触る。
・会議や宴会中などでもスマホを見てしまう。
・食事中もスマホを見てしまう。
・電源やWi-Fiがあるかで、お店を決める。
・財布を忘れても、スマホだけは持っている。
・わからないことを、すぐスマホで調べる。
・充電器を忘れたら、すぐ買ってしまう。
・スマホを持ったまま寝てしまう。
・ときどきスマホが振動した錯覚に陥る。
・電波の弱く、届かない所には行きたくない。
・朝、寝転がったまま、ニュースチェックする。
・SNSのネタのために行動することがある。
(SNS:ソーシャルネットワークシステム)
・SNSがないと、人間関係がなくなると思う。
上記のうち、半分以上あてはまれば、
かなり危険な状態といえます。
今は、老人でもスマホをつかいます。
手軽なパソコンのようで、便利ですが、
何ごともほどほどが大事です。
便利さを利用するのが人間ですが、
その便利さに飲み込まれないように
注意したいものですね。
で、スマホ依存症の対策を考えてみました。
1.ガラケー(いわゆる携帯電話)に戻す。
2.持ち歩かない。
3.予備電源を持たない。
4.パスワードをかける。
などがありますが、1~3は非現実的です。
今さらガラケーには出来ないでしょうし、
使えない状態では、持っている意味が無いです。
4.のパスワードをかけるというのが一番、
現実的です。このときのパスワードは、
面倒くさいものの方が効果的です。
具体的には、8~10文字程度が良いです。
そうすることで、使用頻度は一気に下がります。
この方法は、わたしが以前からやっています。
ついつい無意識に使ってしまうスマホですが、
スマホ依存症には気をつけましょう。