生きた消費税の使いみち
2014年4月から消費税8%が決定しました。
そして、2015年には10%へ
今回は、どのような動きになるのでしょうか?
過去を振り返ると、
1989年消費税導入時は3%
バブル崩壊と同じ時期の消費税導入。
思えば、日本の景気の減速をさらに早め、
景気のトンネルを長くした気がします。
そして、1997年、5%へ 5%になる時には、
その直前に一時的に、 駆け込み需要が起こりましたが、
その後、一気に急降下。
特に家電業界が厳しくなった
キッカケのひとつではないでしょうか。
さて、消費税8%に対しては、賛否両論あるようです。
まあ、いづれはあげる必要があることは、
誰もが知っていながら、賛成できない理由は?
それは、税金の使いみちが一番大きな問題でしょう。
以前にもメルマガで、 生き金と死に金のはなしをしましたが、
すぐにいくらかの効果はあるが、
費用対効果で見れば小さく、
将来につながらないもの。
は死に金です。
一方、ただちに利益が出るものでなくても、
将来につながるもの。
は生き金です。
個人的には、子どもを育てたり、
教育するためにもっと税金を使うべきです。
少なくとも今後30年、日本の人口が増えず、
高齢者比率が上がることは、
すでに起こった未来ですから。
その時に国の力になるのが、
今の子どもたちです。
わたしにも、子どもが3人いますが、
彼らに残してあげれるモノは、
お金ではありません。
彼らに残せるのは、
教育をはじめ、自分で生きる力、
を身につけさせることです。
子どもをお持ちの方は痛感すると思いますが、
子どもを育てるには、とてもお金がかかります。
お金以上に、手間ひまがかかります。
今の日本は、むかしに比べて、
ましになったといっても、まだまだ、
子どもを育てるには不便です。
税金も、そのために使ってくれるのであれば、
納得もいくのですが、なかなかそうはなりません。
日本の将来を見据えたこととはいえ、子どもは、
ただちに票に結びつかないからですかね。
偉い人たちは、何を考えているのやら、
凡人のわたしには理解できませんな。
で、生きた消費税の使い方として、
たなか流には、こんなことを考えます。
消費税分のポイントをつける。
とにかく、ポイントをつける。
100ポイントで1円換算ぐらいでよいので。
とにかく、ポイントをつけるのです。
人は、ポイントを集めたがる性質があります。
だから、ポイントをつけます。
そして、そのポイントを事業につかいます。
国が決める事業とは別の。
たとえば、地域の商店街を活性化するために、
100万円かかる事業に対してであれば、
1億ポイントをその地域の人から募集する。
そして、地域を活性化する。
1億ポイントというと大きく感じますが、
収入の大半は、消費をするわけですので、
不可能ではないと思います。
最も大きなメリットは、
自分たちが参加しているということです。
参加意識は、最大のコミュニケーションです。
地域の人が、地域を愛する。
日本に住む人が、日本を愛する。
これが、景気回復の最短距離だと考えます。
今日は、少しカタいはなしでしたので、
明日は、柔らかいはなしにしますね。