消費税の効果的なつかい方
来年の4月の消費税増税で、気になるものは、
便乗値上げ です。
JR東日本は、「Suica(スイカ)」などの、
ICカード乗車券で1円刻みの運賃を導入を表明。
残り半年を切り、各企業の対応する姿勢が、
明確にでてきましたが、今回の消費税では、
どのような動きになるのでしょうか?
過去を振り返ると、
1989年 消費税導入時は3%
バブル崩壊と同じ時期の消費税導入。
思えば、日本の景気の減速をさらに早め、
景気のトンネルを長くした気がします。
そして、1997年、5%へ
5%になる時には、その直前に一時的に、
駆け込み需要が起こりましたが、
その後、一気に急降下。
特に家電業界が厳しくなった
キッカケのひとつではないでしょうか。
さて、消費税8%には、賛否両論あります。
まあ、いづれはあげる必要があることは、
誰もが知っていながら、賛成できない理由は?
それは、税金の使いみちが一番でしょう。
以前にもメルマガで、
生き金と死に金のはなしをしましたが、
すぐにいくらかの効果はあるが、
費用対効果で見れば小さく、
将来につながらないもの。
は死に金です。
一方、ただちに利益が出るものでなくても、
将来につながるもの。は生き金です。
個人的には、子どもを育てたり、
教育するためにもっと税金を使うべきです。
少なくとも今後30年、日本の人口が増えず、
高齢者比率が上がることは、
すでに起こった未来なのですから。
その時に国の力になるのが、
今の子どもたちです。
わたしにも、子どもが3人いますが、
彼らに残してあげれるモノは、
お金ではありません。
彼らに残せるのは、
教育をはじめ、自分で生きる力、
を身につけさせることです。
さて、生きた消費税の使い方として、
たなか流には、こんなことを考えます。
消費税分のポイントをつける。
とにかく、ポイントをつける。
100ポイントで1円換算ぐらいでよいので。
とにかく、ポイントをつけるのです。
人は、ポイントを集めたがる性質があります。
だから、ポイントをつけます。
そして、そのポイントを事業につかいます。
国が決める事業とは別の。
たとえば、地域の商店街を活性化するために、
100万円かかる事業に対してであれば、
1億ポイントをその地域の人から募集する。
そして、地域を活性化する。
1億ポイントというと大きく感じますが、
収入の大半は、消費をするわけですので、
不可能ではないと思います。
この方法の 最も大きなメリットは、
自分たちが参加しているということです。
参加意識は、最大のコミュニケーションです。
地域の人が、地域を愛する。
日本に住む人が、日本を愛する。
これが、景気回復の最短距離だと考えます。
今日は、少しカタいはなしでしたので、
明日は、柔らかいはなしにしますね。