はぁはぁしてますか?快楽と○○のはなし
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たなかです。
今週は、『顧客心理』をテーマに、
【たなか流】の思考をお伝えします。
商売において、顧客心理の理解は必須です。
顧客心理を理解するためには、まず、
人間の本質を覚えておくことが重要です。
人間の本質とは、次の4つです。
1.見ない、信じない、行動しない。
2.快楽を求めて、苦痛を避ける。
3.人は、他人に理解されたい。
4.人は、コンプレックスで動く。
2.快楽を求めて、苦痛を避ける。
快楽を求めて、苦痛を避ける。
というのも、人間の本質です。
『快楽を求める』
これは、言うまでもないと思いますが、
テレビやゲーム、映画や遊園地など、
人は、楽しむもの、場所が好きです。
当然、そういうところにはビジネスの
チャンスが潜んでいます。
より快適に、より楽しく、より気持ちよく、
などがキーワードですね。
『苦痛を避ける』
思い出してください。小学校の夏休みを。
明日から新学期が始まる8月31日の晩に、
泣きながらほとんど手を付けていない、
夏休みの宿題をした経験はないですか?
残念ながらわたしには、よくありました。
今は、ネットで休み中の天気もわかるので、
絵日記にも困りませんが(笑)・・・。
あの頃は、みんなの絵日記の天気が微妙に
ちがった記憶があります。
って、そんな話ではなく、宿題という苦痛、
を避けるのが人の本質ということです。
これは、子どもに限ったことではなく、
大人でも苦痛を避けることは多くあります。
たとえば、健康診断や歯医者、定期健診など、
ついつい先延ばしにしている『チョット嫌』、
なイベントはありませんか?
で、そんな『苦痛をさける』ということでも、
ビジネスが成り立ちます。
たとえば、コピー機などは、とても画期的で、
それまで手書きで写していたものを、
ボタン一つで複写してくれます。
世の中の便利な道具は、そもそもの根源は、
○○をもっと楽にできないかな?
から始まり、○○の部分が、苦痛を避ける、
キーワードが入るわけです。
他にも、掃除が苦手な人には、家事代行業、
長距離歩くのが苦手な人には、タクシー、
などなど、道具や機械だけでなく、
人が苦痛を避けるためのビジネスは、
案外多くあるものです。
というわけで、商売を繁盛させるには、
お客様が何に『快楽』や『苦痛』を感じるか、
を考えることが必要です。
わたしの仕事であるコンサルタントでは、
クライアント様の『快楽』はもちろん、
経営再建や利益増加、営業力や人材の強化です。
『苦痛』は多くの場合、お金・顧客・スタッフ、
のいずれかに悩むことです。
そういう意味では、苦痛をなくしてあげることが、
同時に快楽につながるので、シンプルなのです。
<明日につづく>


