パクるコト、マネるコト、オリジナル
2015年3月4日
たなかです。
パクったりマネたりは、悪い事じゃないです。
むしろ、オリジナルがまったくのオリジナル、
であることの方が少ないわけです。
もともと、日本人はマネが得意ですが、
すでに結果が出ているものを参考にして、
更に効率を上げることで、成長して来ました。
オリジナルといわれるものの中でも多くは、
過去にあるものを組み合わせることで、
新しい発明や発見につながり、新商品として、
市場に出回るわけです。
なので、オリジナルを生むには、まずは、
結果が出ているモノ、コト、方法を学ぶ。
ということが重要で、その数が、
多ければ多いほど、オリジナルが生まれる
チャンスも増えるということです。
ビジネスでは、よく質を求められますが、
これも同じ考えで、まずは、量を多くこなす。
量を多くこなすためには、パクったり、
マネたりしながら、経験をひたすら積む。
ということになりますが、そうするうちに、
あるキッカケから、質がともなって来る、
ようになるのです。
そして、その質の良い商品やノウハウが、
あるレベルに達し、オリジナルといわれる
ようになるわけです。
ですから、パクる、マネるがあってはじめて、
オリジナルがまれるというように考えると、
天才でなくても、オリジナルは生むことが、
できるわけです。
0から1をつくることのみがオリジナル、
という考え方を変えてみると、あんがい、
自分の個性や特技を生かしたオリジナルな
商品やノウハウを生み出せるのでは?
そして、そのツボがわかれば、ビジネスは、
上手くまわりだすのではないでしょうか。