正しい経営と正しい商売のジレンマ

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たなかです。

経営として正しい理念は何でしょうか？

商売として正しい理念は何でしょうか？

経営と商売の『ジレンマ』についてです。

コンサルをしていると、ぶつかる壁です。

オーナー（経営者）は利益を求めます。

それもすぐに。

コンサルタントが魔法使いであるかの如く。

でも、そんな簡単に上がることは稀です。

着手した瞬間から、それ以上悪くしない。

ことなら、多くの場合は可能です。

また、長期的に見て利益を大きく増やす

ということも多くの場合、可能です。

でも、着手後すぐ利益が上がるというのは、

たとえば、お医者さんに向かって、

「医者だったら、風邪を無くしてよ！」

と言っているようなもので、的外れです。

医者は、風邪を治す手助けは出来ます。

でも、風邪を無くすことは出来ません。

そして、ひかなくする事も出来ません。

それは、本人の意識、行動によるからです。

経営コンサルも同じです。経営の医者です。

現状を診断した上で、回復へのアドバイス、

をすることは出来ますし、わたしの場合、

一緒に改善するお手伝いはできます。

でも、根本の部分は、オーナーの決断です。

手術をするのか、しないのか。

不景気であればあるほど、難しい決断です。

で、正しい経営と正しい商売のはなしです。

正しい経営とは、利益を上げる　ことです。

一方、正しい商売とは、利益が上がる　

ことです。言葉で書くと、小さなちがいに

見えますが、大きなちがいなのです。

正しい経営を優先しすぎると、

正しい商売は出来ません。

これは、安売りしろ、利益度外視でという

ことではまったくありません。

そもそも、商売はお客様が満足の対価に、

お金を使うものです。

その結果として、利益が上がる　のです。

だから、高く売れるのであれば、

高く売ればよいわけです。

でも多くの場合、高く売れないから悩みます。

しかし、高く売りたいのであれば、

それに見合う価値が必要になります。

この『ジレンマ』を解決に近づけるのが、

わたしのビジネスなのです。

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