稼ぐと儲けるは全然ちがいます
2014年8月15日 2014年8月16日
たなかです。
『稼ぐ』と『儲ける』は全然ちがいます。
わたしは、トレーナーとして、
『稼ぐ』ための考え方を教えていますが、
先日、生徒さんから質問がありました。
『稼ぐ と 儲ける はちがうのですか』
という質問に対して、
『稼ぐ と 儲ける は全然ちがいます』
と答えましたが、その説明です。
『稼ぐ』とは、お金の入口です。
『儲け』とは、お金の出口です。
わかりやすく言うと、
『稼ぐ』-『経費』=『儲け』
ということです。
ここで、じつは大切なことが2つあります。
1つは、『稼ぐ』力が大きくないと、
『儲け』は多く残りません。
まあ、これは当たり前のことですね。
だから、わたしは『稼ぐ』力を重視します。
もう1つは、『儲ける』ことから考えると、
最終的には、『儲かりません!』
というのは、商売は、お客様の満足の対価、
としてお金が支払われるわけですが、
『儲ける』という発想は、自分本位です。
正しくは、結果として『儲かる』です。
どういうことかというと、商売を継続するには、
お客様に満足し続けてもらうことですが、
はじめに満足をしていただくためには、
それなりの時間と手間と経費がかかります。
もしかすると、はじめは経費倒れもあります。
ただ、そうやってお客様満足の思考錯誤があり、
一旦、落ち着くことで、維持経費は下がり、
結果として『儲かる』わけです。
『儲ける』ことから発想すると、どうしても、
経費を抑える(品質に妥協する)ことが重要、
となるので、お客様の満足度は低下します。
商売をするのであれば、結果として『儲かる』
べきであり、満足度を上げるサービスの提供、
のためにも、『稼ぐ』べきであり、決して、
『儲ける』を優先してはいけないのです。
『稼ぐ』と『儲ける』は全然ちがいます。
さらに、『儲かる』ビジネスをしましょう。