台風に備えて準備すること
たなかです。
台風のニュースが気になりますが、
台風に備えて出来ることをしておく、
ことが重要です。
早いうちに、以下に挙げる10の事項を
チェックすることをおススメします。
1.屋根瓦やトタンを補強する
⇒ 風で屋根瓦が飛べば、けがだけではなく、
大きな事故になることもあり得ます。
建物まわりで飛ばされる恐れのあるものは、
あらかじめ撤去しておきましょう。
2.排水設備の点検・掃除をする
⇒ 排水溝つまりのトラブルは多いです。
建物の周りだけでなく、屋上が盲点です。
風雨が強まってからの点検による事故が
毎年あります。晴れているうちに点検を。
3.懐中電灯や食料などの準備をする
⇒ 断水や停電は突然やって来ます。
少なくとも数日分の飲料水や食料を用意し、
真っ暗でも大丈夫なようにしておきましょう。
4.家財道具、貴重品を高い場所へ移す
⇒ 立地による準備ですが、浸水による被害、
は想像以上にダメージがあります。
状況にもありますが、事前対策しましょう。
5.建物が低地の場合、土のうを用意する
⇒ まわりに比べて低地であったり、
川沿いの場合には、あらかじめ土のうを用意し、
浸水までに時間稼ぎができるようにしましょう。
土のうが無い時には、重ねたごみ袋に水を入れ、
水のうをつくったり、新聞紙や段ボールで、
侵入口を塞いだりできるようにしましょう。
6.エレベーターを使わない
⇒ エレベーターを制御しているモーターなどは、
地下にあります。浸水で停止することがあるので、
エレベーターの利用は避けましょう。
7.台風通過中は建物外へ出ない
⇒ 台風通過中は、建物内待機が基本です。
台風の目付近の部分は、一時的に風雨が弱く、
穏やかに見えても、外出は絶対にやめましょう。
特に、屋根や用水路の見回りは危険です。
8.がけ崩れに注意する
⇒ 勾配30度以上、高さ5m以上の傾斜地は、
一般的にがけ崩れの危険性が高いと言われます。
「急傾斜地崩壊危険箇所」は、自治体のHP、
などで確認できますが、危機的状況としては、
がけにひびが入ったり、小石が落ちてきたり、
水が噴き出したりしたら、とても危険です。
早い時期になるべく離れ、頑丈な建物の上階へ。
9.あらかじめ浸水の被害を想定しておく
⇒ がけ崩れ同様、浸水の可能性がある地区では、
気象情報や行政からの情報に特に注意を払い、
すぐ避難できるように準備しておきましょう。
その際も、事前に浸水防止策をしておきましょう。
10.避難勧告が出た場合は、複数で行動する
⇒ これは一番気を付けたいことです。
行政から避難勧告が出たら、戸締まりをして、
近所の人に声をかけ、一緒に徒歩で避難します。
一人で行動すると、万一の時、身動きが取れず、
大惨事となる可能性が高まります。
以上、台風に備えて気を付けてください。