情報開示と情報漏洩はちがいます
2014年12月7日
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たなかです。
情報開示と情報漏洩はちがいます。
昨今、行政や企業に対して『情報開示』
を強く求める風潮があります。
わたしのようなコンサルタントでも、
過去の成功事例、成功企業を教えてほしい、
というお願いをされることが良くあります。
当然、コンサルタントというものも、
いってみれば、うさん臭い輩が多くはびこり、
詐欺まがいの手法でクライアントから搾取、
という一部の非道な事例も聞きます。
なので、わたしとしてもできる限りは、
成功事例の開示をしています。
ただ、コンサルタント契約の際には、必ず、
秘密保持(守秘義務)契約を結びますので、
クライアントの許可なく、店舗や法人を特定、
出来てしまう情報を漏らすことは出来ません。
情報開示というサービスと情報漏洩という、
契約違反には特に注意が必要です。
さて、行政や企業においても同じです。
情報開示というと聞こえは良いですが、
企業では、企業秘密というものがあります。
情報開示という風潮に安易に流され、
長年培ってきた、独特のノウハウの流出、
という最悪の事態も少なからず起きています。
とはいっても、その裏では、悪質な隠ぺい、
を行う会社があるのも事実で、難しい問題です。
口は災いのもと という通り、軽い気持ちで、
発した言葉が大きな問題になることもあります。
情報開示と情報漏洩はちがいます。
覚えておいてください。


