人間の幅を広げることが必要です
![]()
たなかです。
ビジネスにおいて、必要なスキルの1つに、
コミュニケーション能力があります。
その為に必要なのものは、人間の幅です。
言い換えると、器の大きさや度量です。
人間の幅というのは、過去の経験が大きく、
苦労や修羅場、さまざまな経験が糧となり、
人間の幅が広くなるものです。
つまり、人間の幅や器、度量というものは、
短期間や突然に大きくなるものではないです。
ビジネスで苦労したり、修羅場をくぐったり、
を繰り返すことで人は成長していきます。
世の中には、仕事のスキルが高いのに、
人望が無い人というのもいるもので、
そういう人は、頭のキレが良すぎるために、
苦労や修羅場を避けることが多く、
そういう意味で、人としての経験値が低い、
という場合が良くあります。
じつはこれ、以前のわたしがそうでした。
苦労を避ける道ばかりを探して、楽をする、
ことばかり考えていました。
ただ、わたしがラッキーだったのは、
次から次へと、苦労がやってきたので、
そんな自分であっても、他の人より、
経験値を上げることができました。
若いころの苦労は買ってでもしろ、
といいますが、多くの苦労を経験すると、
人として、必ず成長する事が出来ます。
さらに、仕事の結果は能力だけではなく、
人間の幅で決まることが多くあります。
地味なことや裏方の仕事でも、真面目に、
コツコツとやり続け、苦労を重ねた人は、
花道を歩み、苦労を避けてきた人に比べて、
人としての魅力や幅の広さが出てきます。
人は、快楽を求めて、苦痛を避けます。
苦労する道を避ける方法を見つけて、
楽して成功する事を覚えてしまうと、
苦労をして経験値を上げるチャンスに、
戻ることが出来ないのが、人の本質です。
苦労を避けることばかりを考えていると、
苦労する状況になってしまった局面で、
苦労に耐えられない人間になります。
若いうちは、あえて苦労をすることで、
人間の幅を広げることが必要です。
それが、やがてビジネスに役立ちます。

