謙遜をこじらせると価値低下になる
2014年8月9日
たなかです。
「○○さんはすごいですね。」
といわれて、どう返事をしますか?
『ありがとうございます。』ですか、
『そんなことありません』でしょうか。
わたしは、『ありがとうございます』
を意識して言うようにしています。
『そんなことありません』の謙遜は、
日本人にとって、相手を悪い気にさせない、
という部分では、良いのですが、
必ずしも良い部分だけではありません。
日本人にとっては、謙遜は美徳ですが、
ビジネスの世界では、美徳だけではなく、
自信が無いように思わせることがあります。
ビジネスで、自信が無いと思われたら、
圧倒的不利になります。
自社が提供するサービスや商品が、
自信をもっておススメできるものであれば、
お客様へ最高のサービスを提供するには、
コチラが主導で進めていくべきです。
なので、サービスの主導権を放棄するのは、
満足なサービスの提供にも影響するので、
結果としてお客様に迷惑をかけるわけです。
その道のプロであるならば、自信を持ち、
全力で最高のサービスを提供するべきで、
自信が無かったり、頑張りたくないから、
最初から楽を考えて、謙遜のかたちをとる、
というのは、楽なことですが、ビジネスでは、
『自信の無い人には頼めない』
という状況になってしまうことが多いです。
良い商品やサービス、ノウハウで商売する、
のであれば、自信を持ち、信頼を得るように、
振る舞うことが必要です。
もちろん、横柄な態度は、論外ですが・・・。
控えめ過ぎる態度や必要以上の謙遜は、
商品やサービスの価値低下になります。
「○○さんはすごいですね。」
といわれた時の返事は、
『ありがとうございます。』
をおススメします。