脳を活性化させる方法を教えます
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たなかです。
脳を活性化させるためには、
楽しむことが大切です。
人間は楽しんだり、愉快な気分に反応して、
脳に刺激が与えられ、活気づきます。
動物の快感のほとんどは、食欲と性欲など、
単純に本能にもとづくものだけですが、
人間の場合、それだけではありません。
自分がしたいことをして、心地よい、
という快感を感じることができれば、
脳は人間的に、どんどん豊かに発達し、
その発達がさらに、人間的な喜びを深める、
という反応を起こすのです。
人間の脳を活性化させ、快感を感じさせる、
脳内物質、快感物質は約20種類あるようで、
いわゆる、『脳内麻薬』といわれます。
脳内麻薬の有名なところでは、
エンドルフィン、ドーパミンなどがあり、
それぞれ分泌される条件が異なります。
たとえば、エンドルフィンは、基本的に、
気持ちが良いと感じることをすれば分泌され、
βエンドルフィンが分泌されると、
幸福感で満たされ、老化を遅らせ、思考力、
創造力、記憶力、集中力などの脳の機能が
向上します。
一方、ドーパミンが分泌されるときは、
行動の動機付けに関連しているときです。
いい換えると、何かを学んだり、行動したり、
という学習の強化因子として働きます。
ドーパミンは、年齢とともに失われていき、
少なすぎると、物覚えが悪くなったり、
忘れっぽくなったり、行動が万事がゆっくりし、
反応が鈍くなり、集中力や注意力も失われ、
無力感、無気力になったりします。
ひどいと、うつの状態になります。
多すぎる状態も問題はあります。
薬物をはじめとする依存症は、あるきっかけで、
ドーパミンが大量分泌されて、快感を感じ、
それが中毒となり辞めたくてもやめられない、
という状態になります。
神経は脳全体に張り巡らされて
いるので、どんあことであれ、
脳は心地よい、楽しいと思い込むと、
活発に動き出します。
なので、行動することで、意図的に脳内の
快感物質を分泌させる癖をつけると、
神経回路は、ますます強化され、発達します。
脳内物質や快感物質のタイプをいろいろと、
知っておくことで、脳を楽しく活性化する、
ということが自在に出来るようになります。
結論としては、脳を活性化させるためには、
楽しむことが大切です。


