ハイブリッド・トレードとは
今まで私は裁量トレードを教える事はしませんでした。
というのも、私自身の長い経験から、裁量トレードは短期間で誰でも簡単に稼げるようになるほど甘いものではないと身に染みて感じているからです。だからこそ、自動売買のEAを公開してきたわけで、裁量トレードを教える事に、時間と労力を費やす意味を全く感じませんでした。
その私が、何故「Hybrid-Trade Master School」というトレード塾をはじめようと思ったのか?
ちょっと話がそれますが、FTLが発足した当初、FX自動売買の業界は醜いものでした。当時、自動売買ソフトの価格の相場は、5万円ほどがでしたが、発売されるほとんどの自動売買ソフトは、半年〜1年以内には大きな損失を出し、次々に販売しては消えていくような状況でしたし、中には詐欺まがいな自動売買ソフトが売上ランキング上位を占めていた事もありました。だからこそ、そんな業者を一蹴したいと思い、自動売買ソフトを無料で公開しました。FTLが自動売買ソフトの価格破壊を起こしたのです。その結果、詐欺まがいの自動売買は売れなくなり、本物だけが長期的に売れるようになりました。
しかし、最近になり自動売買ではなく、高額塾(30万円等)が販売されるようになりました。しかも、自動売買を売っていた販売会社が、「自動売買なんてダメです!インジケーターを使って、チャートパターンを覚えて裁量トレードで稼ぎましょう!」と謳っていたりして、恥も外聞もないしまつです。
そんな様な感じなので、中身も推して知るべしですが、私もいくつかの商材を購入してみたのですが、内容は書籍に毛の生えたようなもので酷いものが多い様な状況でした^^;
おそらく、トレーダーとして継続して稼ぐのが難しくなったから商材の販売をしてるんだろうと想像していますが、元ディーラーとか、投資顧問会社等々の肩書を使って、セミナー講師や商材を販売して稼ぐ"自称カリスマトレーダー"や"自称プロトレーダー"も好きにはなれません。きっと、この自称プロトレーダーは言うほど稼いでいないのではないでしょうか?なぜなら、本物のプロトレーダーなら、どう考えても商材を販売するよりトレードする方が稼げるはずです。実際、私の周りにも名前も知られていないようなプロトレーダーの友人は沢山いますし、私自身、そんな非効率な事をするよりも勝てる自動売買のソフトを提供した方がいいと思っていました。
それは、裁量トレードをマスターして稼げるようになるには時間と労力、そして、それなりの勉強代(負けて失う資金)が必要です。また、学んだからとて必ず稼げるトレーダーになれるとも限りません。おそらく、多くの方は稼げるようになる前に、大きく損失を出して撤退してしまう事になるのではないでしょうか?それがFX投資という世界です。だからこそ、裁量トレードをマスターするよりも、自動売買ソフトを使った方が利益を残せる可能性が高いというのが私の考えであり、自動売買ソフトを開発して提供していく事が私の使命だと思っていました。
裁量系やインジケーター系の商材は、ノウハウを身に着けたとしても、それぞれのトレード環境が違う為に自動売買ほどはっきりと成績が表せず、必ず個人差が出ます。
そもそも、FX業界は常に新規参入者が流入してくる市場なので、投資家も知識がない人が多いため、「相場の本質は・・」等ともっともらしく動画で解説しただけで、内容に価値があるように誤魔化しているような物が売れてしまうような環境があります。
しかし、そんな質の悪い商材ならいれず淘汰されるのが普通なのですが、こと裁量商材の場合は事情が違って、例え、購入した方が成績がでなくても、裁量トレードであるが故、熟練度が足りないとか、才能がないからと自分自身の実力だと諦めてしまったりするのが、裁量系やインジケーター系の商材にはつきものです。つまり、はっきりと成績が出る自動売買よりも、裁量系やインジケーター系の商材や、高額塾は売りやすい商品なのです。また、さらにその商材を購入して成績を出せないユーザーに対して、高額のバックエンド商材を売り込んできたりするので始末に終えません。
これでは業界全体も収縮してしまいます。そんな状況をみるにつけ、私は危機感を感じていました。
しかし、
と投資に対する正しい知識がないだけで諦めないで欲しいのです。
また、私が主催するFTLのユーザーの方からも、かねてから裁量セミナーを開講して欲しいとの要望が数多くよせられていたので、それなら、私が本物のFXセミナーを開催して「書籍に毛の生えたようなFX商材や高額塾を一蹴してやろう」という気持ちになったのです。
私がやるのなら、巷に溢れているような商材と同じようなコンセプトではつまらないし、私らしいセミナーにしたいと考えています。
裁量トレードと自動売買の融合を目指す=ハイブリッド投資という事で、セミナー名を「Hybrid-Trade Master School」と名づけました。